メールマガジン“ANA Healthy Mail”

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NEW! 2024年4月25日号 Vol.140

全日本空輸健康保険組合

――― ANA healthy Mail magazine ―――

□■ 良いことたくさん!Let's try 禁煙 ■□

「喫煙所が減って肩身が狭いし、禁煙したほうがいいことはわかってる…」
しかし禁煙はつらいというイメージや染み付いた喫煙習慣などから、禁煙に踏み切れない・やめたくてもやめられないという方も多いですよね。
今回は、そんな気持ちがちょっと軽くなる禁煙情報をお届けします。
タバコを吸わない方も身近でタバコを吸う人がいれば、ぜひ禁煙をすすめてみてくださいね。

禁煙するとこんなメリットも!
禁煙を始めると、20分後には血圧が正常になるなど、健康改善効果がすぐ現れるのは有名な話ですが、禁煙には健康面以外にもさまざまなメリットがあります。
禁煙しようか迷っている方も、この機会に始めてみませんか。

【健康面以外の禁煙のメリット】
  • タバコ代が浮いて節約になる
    たとえば12週間(禁煙外来にかかる期間)で比べると…
    1日に20本吸う場合のタバコ代:約42,000〜50,400円
    禁煙外来(3割負担):約13,000円
    →25,000円以上もの節約に
  • 喫煙所を探す手間がなくなる
  • タバコが吸えない場所や場面で我慢しなくて済む
  • 肌がきれいになる、歯のヤニを気にしなくて済む など

自分に合った禁煙方法を探そう
禁煙方法は主に医療機関を受診する禁煙外来、市販の禁煙補助剤の活用、禁煙サポートアプリの3種類。「これなら無理なくできそう!合うかも」と思えるのはどの方法ですか?

●1日20本以上吸う・自力では自信がない・過去に禁煙でつらい症状が出た人
→禁煙外来がおすすめ

期間は12週間に5回受診します。カウンセリングや生活指導などの心理療法と、医療用ニコチンパッチ(30㎤・20㎤・10㎤)などの禁煙補助剤を使う薬物療法があります。
自力での禁煙に比べて比較的楽に禁煙できるので禁煙成功率が高く、医師のサポートがあるので安心です。
また、通うのは難しいという方に朗報です。
オンライン診療が可能な医療機関なら、2〜4回目の診療をオンラインにできます。
さらにかかりつけ医の場合は、5回全てをオンライン診療にすることも可能です。
※飲み薬「チャンピックス」の現在出荷停止に伴い、禁煙外来の新規受付を中止している場合があります。受診前に医療機関にお問合せください。

【保険適用の条件(下記全ての条件を満たすこと)】
  • ニコチン依存症判定テスト(TDS)で5点以上(強度の依存)
  • 35歳以上の場合、1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上
    (35歳未満の場合、誰でも保険が適用されます)
  • 今すぐ禁煙したいと考え、治療を受ける文書に同意する
※加熱式タバコのみの喫煙者も保険適用の対象です。

●近くに禁煙外来がない・禁煙外来に行く時間がない・保険適用の条件を満たさない人
→市販の禁煙補助剤がおすすめ

市販の禁煙補助剤はニコチンパッチとニコチンガムの2種類。
つらいと思われがちな禁断症状を緩和してくれます。
また、薬局・ドラッグストア・通販などで購入できます。
※ニコチンパッチは購入時に薬剤師の説明を受けること。通販の場合も、薬剤師からの問診にネット上で回答する必要があります。
ニコチンガムも薬剤師や登録販売者に相談のうえ、お使いください。

◯ニコチンパッチ
仕事の都合などからガムがかめない・より簡単な方法がよい人などにおすすめです。
1日1枚を素肌に貼るだけでOK!20㎤と10㎤の2種類があり、途中でサイズを小さくすることでスムーズな禁煙を目指します。なお、20㎤のパッチを使っても吸いたい気持ちが抑えられない人は、ニコチンガムに切り替えるとよいでしょう。
【ニコチンパッチの使い方】
  1. 起床時に1枚を腕、お腹、背中などにシワにならないように貼る
  2. 寝る前にはがす

※かゆみなどが出た場合は、薬剤師・医師に相談を

◯ニコチンガム
肌が弱い・急な喫煙をしたいという気持ちを抑えたい人などにおすすめです。
即効性が高く、吸いたいときに1個をかむだけ!口寂しさを解消できるのも嬉しいポイントです。期間は12週間で、1日数個〜12個程度で始めて徐々に減らしていきます。
【ニコチンガムの使い方】
  1. タバコを吸いたくなったときに、1個をピリッとした味を感じるまで15〜20回かむ
  2. 頬と歯茎の間に味がしなくなるまで約1分程度はさむ
  3. 1と2を約30〜60分間繰り返して捨てる

●1日の喫煙本数が20本未満・お金をかけたくない人
→禁煙サポートアプリがおすすめ

一人だと続けられるか心配という人も、アプリなら禁煙仲間を作ることができるので安心です。仲間と一緒に楽しく禁煙に取り組めます。無料で使えるアプリも多数ありますので、アプリストアで「禁煙サポートアプリ 無料」等で検索し、お好みのアプリを探してみてください。

*全日空健保の禁煙プログラムもご活用ください
全日空健保では、禁煙外来の費用が0円になる「禁煙非常口キャンペーン」、医師開発の専用アプリ等を使った「オンライン卒煙サポートプログラム」の2つの禁煙プログラムを通年実施しています。どちらのプログラムも自己負担は0円!被保険者に加え、被扶養者の方もご利用いただけます。
詳しくは、「禁煙プログラム」ページをご覧ください。
【参考資料】

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◆ ANA Healthy Mail編集・発行 ◆
全日本空輸健康保険組合

◆ 全日本空輸健康保険組合HP ◆
http://www.ana-kenpo.jp/

◆ お問合せ先 ◆
E-mail : kenpo@ana.co.jp

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