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――― ANA healthy Mail magazine ―――
□■加熱式タバコQ&A〜新型のタバコについてこんな誤解をしていませんか?〜■□
近年、利用者が増えている加熱式タバコ。害がないかのような宣伝を目にすることもありますが、果たして本当なのでしょうか。健康のために新型のタバコについてしっかりと理解しておきましょう。
Q.ハイテク機器っぽくて格好いいですよね?
A.結局はタバコ。全然格好よくありません。
加熱式タバコは、タバコの葉に熱を加え、ニコチンを含むエアロゾル(ミスト・霧)を吸うタバコ。電子機器のような見た目や、おしゃれなケース・デコレーションシールなどの登場もありファッション感覚で使用する人も多いですが、所詮は有害なタバコです。
Q.禁煙エリアでも吸えるって本当ですか?
A.吸えません。
「加熱式タバコのみ喫煙可」など独自に定めている店もありますが、加熱式タバコも従来のタバコ(紙巻きタバコ)と同様に、有害な成分を周囲にまき散らします。紙巻きタバコの使用が禁止されている場所では使えません。
Q.紙巻きタバコから加熱式に切り替えました。健康リスクは減りますよね?
A.加熱式タバコにも有害物質が含まれています。
加熱することでもタバコからは強い発がん性があるアルデヒド類が発生します。紙巻きタバコと比べると量そのものは少ないかもしれませんが、だからと言って、安全であることを意味するわけではありません。発がん性物質には「ここまで大丈夫」という安全域はないからです。メーカーのホームページにも「健康リスクを軽減させる一番の方法は両方やめることです」と掲載されています。
Q.煙が出ないから周りの人への影響はないのでは?
A.受動喫煙の危険はあります。
加熱式タバコから副流煙はほとんど出ませんが、喫煙者の吐く息に発がん性物質などの有害物質が含まれています。日本人を対象とした調査(※)で、近くで加熱式タバコを使用されたことによって気分不良や喉の違和感、目の痛みなど37%の人に何らかの症状が発生したことが分かっています。
※Tabuchi T, et al. Tobacco Control. 2018;27:e25-e33
*紙巻きタバコから加熱式タバコに切り替えた人にありがちなパターン
「周りの人への影響を少なくしたい」「禁煙への足がかりに」「有害物質が少なそう」などの理由で紙巻きタバコから加熱式タバコに切り替えたという人も多いようですが、以下のようなパターンに陥りがちです。
エントリー期間 | :2019年4月11日(木)〜5月10日(金) |
開催期間 | :2019年5月11日(土)〜7月9日(火) |
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