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――― ANA healthy Mail magazine ―――
□■その不調、体内リズムの乱れが原因かも?〜食事時間を意識しよう〜■□
私たちのからだには「体内時計」が組み込まれており、肥満や糖尿病、睡眠障害など私たちの健康に大きく関わっています。
この体内時計をコントロールする一つのカギが食事時間。「なにを」「どれだけ」食べるかだけでなく「いつ」食べるかにも気をつけて、健康なからだをつくりましょう。
食事時間の乱れは大問題
現在の平均摂取エネルギーは昔よりも低いことをご存知ですか?
1950年(昭和25年)の1人1日当たりの平均摂取エネルギーは2,098kcalですが、2017年(平成29年)では1,897kcalです(※)。
「飽食の時代になってエネルギー摂取量が増え、糖尿病の人が増加している」と思っていた方も多いかもしれませんが、実はエネルギー摂取量は減少傾向であるのに、糖尿病患者は年々増加しています。
それには運動不足や高脂肪食の増加などの影響もありますが、「朝食抜き」「深夜の夕食摂取」などの食事時間の乱れも一因であると考えられています。
※ 厚生労働省「昭和25年国民栄養調査」・「平成29年国民健康・栄養調査」
体内時計が乱れたからだは「時差ボケ」状態?!
1日は24時間ですが、私たちの体内時計は1日25時間周期で動いており、そのままではズレが広がってしまいます。
それをリセットし、24時間周期に修正するのが「主時計遺伝子」と「末梢時計遺伝子」と呼ばれるものです。
この2つが同調して初めて体内時計が整い、1日のリズムが正しく刻まれます。
しかし、2つの遺伝子のリズムのズレが大きいと、体内が「時差ボケ状態」になり、体調不良や肥満の原因になります。
夜遅くの食事は太るとよく言われていますが、これは体内時計が乱れ、脂肪の合成が活発化するからです。
現代の生活ではどうしても体内リズムが乱れがちになるため、体内時計のズレを修正することがポイントになります。
そして、その決め手となるのが、実は朝食なのです。
1日の食事のポイント
ただし、晩酌はアルコールの代謝が体への負担になるため、量は少なめに。寝酒は睡眠の質を落とすので、避けたほうが無難です。
お酒も適量・適切なタイミングで楽しみましょう。
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