メールマガジン“ANA Healthy Mail”

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2022年9月27日号 Vol.121

全日本空輸健康保険組合

――― ANA healthy Mail magazine ―――

□■新型コロナ&インフルに負けない!最新対策ガイド■□

コロナ禍が続く中、行動制限も緩和され、気がゆるんできたという方も少なくないはず。
今一度、正しい対策法を見直しつつ、これまでと変わった点もおさえて、感染症対策を継続しましょう。


新型コロナウイルスはオミクロン株が主流に!
これまで新型コロナウイルスはデルタ株が主流でしたが、現在はオミクロン株がほとんどです。
デルタ株に比べて重症化リスクは下がっているものの、感染力は強くなり、症状や後遺症にも変化が出てきています。
[オミクロン株の特徴]
感染力:デルタ株の1.5〜3倍
入院または死亡のリスク:デルタ株に比べて65%ダウン
ICUまたは死亡のリスク:デルタ株に比べて83%ダウン
主な症状:のどの痛み、せき、鼻水、微熱、倦怠感 など
→デルタ株に多い味覚・嗅覚障害よりも上記のようなかぜに似た症状が目立っています。
後遺症例:後遺症例:せき、倦怠感、嗅覚・味覚障害、呼吸苦、頭痛、脱毛 など
→デルタ株に多い味覚・嗅覚障害は減少傾向にあり、せきや倦怠感が増えています。
インフルエンザは今年流行の兆し!?
過去2年間は、新型コロナ流行の中で基本的な感染症対策が徹底されたことで、インフルエンザの感染者数は激減しました。
しかし、それによってインフルエンザに対する集団免疫が低下していると考えられ、今冬は流行の可能性が大きいと指摘されています。
実際に、今年に入ってから、南半球ではインフルエンザ(A香港型)が例年以上に流行しているほか、日本においても、6月に東京都内でインフルエンザによる学年閉鎖を行ったケースがあります。
なお、A香港型のウイルスが流行すると、死亡や入院が増加することが知られており、特に警戒が必要です。
感染対策もアップデート!
一人ひとりができる感染対策の基本は変わりませんが、情報が更新された部分もあります。
  • 換気に再注目
    手洗いやうがいも大切ですが、より重要性が高まっているのが、換気です。
    というのも、新型コロナのオミクロン株では、病原体を含むエアロゾル(空気中を浮遊する小さな粒子)や、飛沫(会話やせきで口から飛ぶ水滴)からの感染が多く報告されているから。
    また、インフルエンザでもエアロゾル感染が起こることがわかってきています。
    これを防ぐには、換気でエアロゾルや飛沫を外へ追い出すことが有効です。
    エアコン使用中も換気を徹底してください。

  • マスクの着用は場面に応じて
    他人と十分な距離が取れるときは外しても大丈夫ですが、近距離で会話する場合や満員電車などの人混みではマスクの着用を継続しましょう。
    ただし施設によっては他人と距離が取れる場合でもマスクの着用が義務化されている場合もありますので、施設ごとの指示に従ってください。

  • ワクチン接種で重症化予防
    ワクチンには、もし感染してしまったときの重症化予防にも効果があります。
    また、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種が可能になりました。
    ただし、その他のワクチンは同時接種できませんので、2週間空ける必要があります。

[新型コロナワクチンの追加接種をとくにおすすめしたい方]
3回目接種:60歳以上の方、5歳以上で基礎疾患がある方、医療・介護従事者
4回目接種:60歳以上の方、18歳以上60歳未満で基礎疾患がある方、医療従事者等及び高齢者施設等の従事者で、いずれも3回目の接種から5か月以上が経過している方
※3回目以降の方はオミクロン株対応ワクチンの接種が推奨されています。

[インフルエンザのワクチン接種をとくにおすすめしたい方]
65歳以上の方、5歳未満のお子さま、妊娠中の方、心臓や肺に慢性の持病がある方、高度の肥満の方

なお、当健康保険組合でもインフルエンザのワクチン接種費用の補助を実施しております。
くわしくは インフルエンザ予防接種ページ をご参照ください。

*症状が出たときの対応もアップデート!
せきやのどの痛みなどの異変を感じたら、まずは会社を休むなど周りに配慮した行動を取り、かかりつけ医や自治体の受診・相談センター等に電話で相談の上、必要に応じて受診しましょう。
なお、新型コロナ陽性の場合でも、症状が軽くなってから24時間経過した方や無症状の方は、食料品の買い出しなど必要最小限の外出ができるようになりました。
ただし、「マスクを常に着用する」「短時間にとどめる」「公共交通機関の利用は控える」などの対策を徹底することが前提です。
誰かにうつしてしまうかもしれないという自覚を持って行動しましょう。
※情報は日々更新されています。厚生労働省のホームページなどで最新情報をご確認ください。

[参考資料]
一般社団法人日本感染症学会 ガイドライン・提言
第88回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料


全日空健保からのお知らせ

全日空健保では被保険者、被扶養者の皆様を対象に
インフルエンザ予防接種の費用補助を行っています。

●補助額 2,000円
●接種対象期間 10月1日〜12月31日
●書類提出締切 2023年1月6日
●提出先は各事業所の健保窓口

※任意継続・特例退職者の皆様の提出先は
ANAビジネスソリューション(株)インフルエンザ事務局へ

詳細は インフルエンザ予防接種ページ をご覧ください。

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◆ ANA Healthy Mail編集・発行 ◆
全日本空輸健康保険組合

◆ 全日本空輸健康保険組合HP ◆
http://www.ana-kenpo.jp/

◆ お問合せ先 ◆
E-mail : kenpo@ana.co.jp

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