メールマガジン“ANA Healthy Mail”

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2022年5月25日号 Vol.117

全日本空輸健康保険組合

――― ANA healthy Mail magazine ―――

□■健口≠フ秘訣はセルフケア&歯科健診■□

コロナ禍で私たちの生活は大きく変化しましたが、実はお口の健康にも変化が起きていることをご存知ですか?
今回は、コロナ禍の今こそ見直したいお口の健康を保つためのポイントをご紹介します。


コロナ禍で、歯の病気のリスクが増加?

コロナ禍による生活の変化で体重が増加したり、定期健診やがん検診を控えて病気の発見が遅れるなどからだへの影響が指摘されていますが、実は歯科の受診控えやマスク着用などでお口のトラブルも起きやすい状態になっています。
お口のトラブルは、糖尿病や心臓病など全身のトラブルにもつながるので、ケアを見直すことが必要です。

[こんなケースが増えています!]
  • 歯科医院の受診を控えたために重症化
コロナ感染を恐れて治療を先延ばしにし、むし歯や歯周病などが悪化してから受診するケースが増えています。
また、歯科健診を控えたという人も多く、セルフケアでは行き届かない部分をケアしてもらう機会が失われ、お口の環境の悪化が懸念されます。
歯科医院は感染対策を実施していますので、まず、気になる症状がある人は早急に受診してください。

お口の環境を整えることはむし歯や歯周病を防ぐだけでなく、お口の免疫機能をキープしてコロナの感染や重症化のリスクを下げることにもつながります。

  • マスク着用で歯への関心が低下&口呼吸が増加

マスクでお口や歯が隠れるからとお口のケアが疎かになっていませんか?
あるいは、マスクで息苦しくて口呼吸になっていたということはありませんか?
口呼吸は、むし歯菌やウイルスの侵入を防ぐだ液の分泌を減らし、歯やからだの病気のリスクを高めます。

他人に見られる・見られないに関係なく、ていねいなケアを継続することが大切です。

また、だ液の減少を防ぐためにマスクの下でもできるだけ鼻呼吸を意識しましょう。

セルフケア×プロフェッショナルケアで健口≠ノ!

お口の健康を守るためには、日常のセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアが欠かせません。

[セルフケアのポイント]

まずは日々の歯みがきから。次のポイントを意識し、ていねいなセルフケアを行いましょう。

  • 最低1日1回は時間をかけてていねいにみがく
  • 歯ブラシで取りきれない歯と歯の間の歯垢はデンタルフロスや歯間ブラシを使う
  • タバコは歯周病や口腔がんのリスクを高めるので喫煙者は禁煙を

*コロナ時代の歯みがき方法

誰かと共有する場所で歯みがきをする際には、コロナ感染を防ぐためにだ液飛沫が飛び散らないよう注意が必要です。

  • 口を閉じてみがく
  • ゆすぐときは水を少量にして下を向いて勢いよく水を動かす
  • ゆすいだ水を吐き出すときは低い位置から静かに出す
  • 人との距離を保ち、会話はNG

[プロフェッショナルケアのポイント]

歯科健診では、歯みがきではとれない歯石(食べカスや細菌が硬くかたまったもの)の除去や、初期のむし歯や歯周病などを発見し、進行する前に処置してもらうことができます。

  • 歯の痛みや歯ぐきの腫れなどの症状がなくても3〜6ヵ月に1度は歯科医院を受診する
  • 自分の歯やお口の状態に合った歯みがき方法を教えてもらう

【参考資料】

日本歯科医師会ホームページ「新型コロナウイルス感染症について」


全日空健保からのお知らせ

当健保組合では、無料の歯科健診を実施していますので、ぜひご活用ください。
詳しくは、全日空健保ホームページへ。

http://www.ana-kenpo.jp/hoken/kenshin/teeth.html
(トップページ→保健事業→無料歯科健診)

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◆ お問合せ先 ◆
E-mail : kenpo@ana.co.jp

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