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□■コロナ禍のセルフケアに!こころを軽くする「マインドフルネス」■□
自由に外出できない、人と会えない、先が見えない…新型コロナ流行による生活の変化で不安やイライラがたまりやすい今、ストレスをやわらげる方法として「マインドフルネス」が注目されています。今回は、こころの健康を保つのに役立つ、マインドフルネスの基本的な考え方や実践方法をご紹介します。
マインドフルネスとは、「今の自分の状態に意識を向け、それを受け入れること」です。ルーツは仏教の瞑想にありますが、現在では宗教色が排除されたエクササイズとして研究が進んでいます。すでに、下記の効果があることが科学的に裏づけられており、医療の場でもうつ病の再発予防や緩和ケアなどに活用されています。
「昨日のあの一言は余計だったな」「今日はあの仕事を片付けなきゃ」など、過去や未来のことに気を取られすぎると不安やイライラが増してしまいがちです。でも、マインドフルネスを取り入れて、「今この瞬間」の自分が体験していることや気持ちに意識をシフトすれば、ネガティブな考えから少し距離がとれ、心身の緊張がやわらぎます。また、客観的に物事をとらえることができるので、適切な対応へのヒントも見つけやすくなります。
【例】仕事で失敗してしまった場合
⇒マインドフルネスなら…
「失敗した」という今の現実だけを客観的にとらえ、冷静に対応を考えることができる
もっとも基本的なマインドフルネスのエクササイズは呼吸に注目すること。下記の「3分間呼吸空間法」はどこでも手軽にできておすすめです。ストレスを感じたときに行うと、こころの負担をやわらげることができます。
【3分間呼吸空間法】
※立った状態、座った状態、どちらも可。目を閉じても、開けたままでもOK。
※途中で雑念が浮かんできたら、ゆっくりと注意を呼吸やからだの感覚に戻す。
特別に時間を設けなくても、マインドフルネスを行うことは可能です。特に、繰り返しの動作や、普段ぼーっと他のことを考えたりしながら行っている動作は、マインドフルネスを取り入れるチャンス!五感を研ぎ澄ませて、「今」の自分の身体の感覚や気持ちに目を向けてみましょう。
【実践の例】
*誰かに相談することも大切です
誰かに相談することで、問題が解決しやすくなることもあります。つらいときは専門の医療機関や相談窓口を利用するのも一つの方法です。
全日空健保では、メンタルサポート相談や24時間電話医療相談を設置しています。
心にモヤモヤを抱えているときは「こんな事を相談しては…」などと思わずに、「ちょっと電話をして話を聞いてみてもらおうか」くらいの気楽さでご利用ください。
全日空健保のメンタルサポートについては、当健保ホームページ「保健事業」→「各種相談について」をご覧ください。
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