メールマガジン“ANA Healthy Mail”

メールマガジン“ANA Healthy Mail”

全日本空輸健康保険組合では、ホームページ更新最新情報や各担当からのお知らせ、健康に関する情報を無料にて配信しておりますので、是非ご登録ください。

配信回数は毎月1回。臨時号も随時配信いたします。

2021年11月26日号 Vol.111

全日本空輸健康保険組合

――― ANA healthy Mail magazine ―――

□■働くあなたへ贈る 食生活改善のススメ■□

風邪やインフルエンザ等が流行しやすい冬の時期を元気に乗り越えるには、健康的な食事が欠かせません。
コロナ禍による生活習慣の変化で疲れやすいなど体調の変化を感じている人は食生活を見直すチャンスです。
今回は感染症だけでなく、生活習慣病からも体を守るために気をつけたいことを場面別に紹介します。
できることから始めてみましょう。


風邪気味かな?体調がすぐれないとき

体力を支えるタンパク質やウイルス感染予防に役立つビタミン、脱水症を予防するための水分の3つがとれて、消化にも良いのが「鍋料理」。
材料は、「脂肪の少ないタンパク質+野菜+ごはんや麺類」が基本です。

[食材例]

  • 脂肪の少ないタンパク質:白身魚や豆腐→消化にも良い
  • 野菜:ほうれん草やにんじんなどの緑黄色野菜→鼻や喉などの粘膜を保護してくれる
  • ごはんや麺類:雑炊、おじや、うどんなど→エネルギー源になる

残業で夕飯を食べる時間が遅くなった!

夜遅くに食べ過ぎると、食後の活動量が少ないため、上がった血糖値が下がりにくくなってしまいます。
夕飯が夜9時以降になるときは、軽めの食事におさえるのがポイントです。
たとえば夕飯を夕方と帰宅後の2食に分け、夕方はおにぎりなどの炭水化物、帰宅後は野菜スープやポトフなどの野菜中心にすると良いでしょう。

一日のご褒美。おうち飲みのお供は?

アルコールの吸収を遅らせ、悪酔いするのを防ぐのに大切なのが「食べながら飲む」こと。
おつまみとしては揚げ物や塩辛いものが好まれがちですが、これらは控えて、「脂質少なめのタンパク質+野菜」がおすすめです。
野菜にはアルコール代謝に欠かせないビタミン類が含まれているので、忘れずにとりましょう。
また、どんなにおつまみに気をつけていても、飲酒量が多ければ健康に影響を及ぼしかねません。
食べるものに気をつけながら適量のお酒を楽しみましょう。

【おすすめのおつまみメニュー例】

  • 刺身
  • 枝豆
  • チーズ
  • ほうれん草のおひたし  など

【一般的なお酒の適量の目安】

  • ビール(5%):ロング缶1本/500ml
  • 日本酒(15%):1合/180ml
  • 焼酎(25%):半合/100ml
  • ワイン(12%):グラス2杯/200ml
テイクアウトやデリバリーを頼むとき

主食(ごはんや麺類、パンなど)+主菜(肉や魚など)+副菜(サラダや汁物)をそろえると栄養バランスが整いやすくなります。
コンビニ弁当の場合は、栄養成分表示をチェック。エネルギーオーバーや塩分のとり過ぎを防ぐのに役立ちます。
1食あたりのエネルギー量の目安は600〜700kcal程度です。最近では栄養バランスに配慮されたヘルシーメニューも販売されているので、これらを活用してみてはいかがでしょうか。
また、塩分にも要注意。1日の塩分摂取量の目安は、男性7.5g、女性6.5gです。
漬物やしょうゆなどは塩分が多いため、残して減塩を。

【選ぶときのポイント】

  • 主食

    ごはんは茶碗1杯が目安。ごはん+麺類などダブルで選ぶのは×

  • 主菜

    ・エネルギーオーバーに注意!

    →揚げ物はなるべく避けたほうが◎。揚げ物を食べるなら、お昼がおすすめ

    ・塩分に注意!

    →意外に塩分が高いこともあるので、お弁当のパッケージやメニュー表、お店のホームページ等で栄養成分表示をチェックしておくと◎

  • 副菜:サラダや具材たっぷりのスープ、味噌汁などをプラス
年末年始の暴飲暴食で胃腸が弱ったときは…

暴飲暴食や偏った食事を続けていると胃腸の働きが衰え、消化する力が弱くなってしまいます。
そんなときはまず、うどんや湯豆腐、茶碗蒸しなどの消化に良いもので胃腸を休め、脂っこいものは控えましょう。
ちなみに、長芋や大和芋などのヤマノイモ科の食材にも胃腸を整えて消化を促す効果があります。
食べ過ぎたと感じたときや宴会などが控えている場合は、2〜3日間で食事量を調整するのも一つの方法です。

朝はギリギリまで寝たい!朝ごはんは抜きがち…

体を動かすためのタンパク質と頭を働かせるための炭水化物は朝食に欠かせません。
手軽にとれる納豆ごはんや卵かけごはん、ツナやたまごのサンドイッチや鮭おにぎりなどのコンビニ飯でもOKです。
なお、朝に塩分を多くとり過ぎると血圧が上がりやすくなるので、塩分は控えめに。

*食生活に役立つ食事管理アプリもあります!

食事管理アプリとは、日々の食事内容や摂取エネルギー、体重などを記録しておくことができるアプリです。
食べた料理を写真やメモで簡単に保存できたり、栄養士がアドバイスをくれる、運動で消費したエネルギーを入力すると摂取エネルギーとの差を計算してくれるといった機能がついたものもあります。
自分に合ったアプリで食事管理するのも良いでしょう。

【参考資料】

●厚生労働省「生活習慣病予防のための健康情報サイト eヘルスネット」

e-ヘルスネット > 飲酒 >アルコールの基礎知識 > 飲酒量の単位

●厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」


全日空健保からのお知らせ

今年度も全日空健保のインフルエンザ予防接種費用補助がございます。
接種対象期間は10月1日〜12月31日となっております。 詳細は健保HPをご覧ください。

●――――――――――――――――――――●

◆ ANA Healthy Mail編集・発行 ◆
全日本空輸健康保険組合

◆ 全日本空輸健康保険組合HP ◆
http://www.ana-kenpo.jp/

◆ お問合せ先 ◆
E-mail : kenpo@ana.co.jp

●――――――――――――――――――――●