ジェネリック医薬品

医療費が毎年増大するなか、医療費の抑制につながると期待されているのが、ジェネリック医薬品。新薬からジェネリック医薬品に変更することで、みなさんの家計にもやさしく、さらに医療費の節減にも大きな効果が期待できます。ジェネリック医薬品のメリットを正しく理解し、医療費の節減にご活用ください。

ジェネリック医薬品とは?

ジェネリック医薬品とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に発売される、先発医薬品と同じ有効成分、同じ効能・効果を持つ医薬品のことです。ジェネリック医薬品は新薬と比べて研究開発期間が少なく、開発費もかなり少なくてすむため、平均すると価格を約半分に抑えられると言われています。

安いけれど品質は?

ジェネリック医薬品も新薬と同じように、厳しい検査をクリアして認可されたものです。新薬と同等の有効成分を含有し、効き目も安全性も同等に期待できます。形や大きさ、味や香りなどの添加剤が異なる場合があります。有効成分の種類と量が同じであり、効き目に差はありません。

服用期間が長いほど薬代の負担が軽くなります!

新薬からジェネリック医薬品に変えると、窓口で支払う薬代を安くできます。かぜなど短期間しか服用しない薬ではさほど変わりませんが、生活習慣病やアレルギー性疾患等の慢性的な病気で、長期にわたって薬を服用しなければならない場合、薬代の負担が重くのしかかります。そこで、価格の安いジェネリック医薬品を使用すれば薬代の負担を軽くすることができ、医療費も節減できます。

どのくらい安くなるか調べるには?

普段飲んでいる薬をジェネリック医薬品に変更したら、どのくらい安くなるのか調べるには、下記リンク先サイトをご覧ください。

ジェネリック医薬品検索・試算のGenecal
かんじゃさんの薬箱

ジェネリック医薬品に切り替えるには?

かかりつけの医師や薬剤師にジェネリック医薬品を希望していることをお伝えください。または保険薬局でお薬をもらう場合、処方せんやお薬手帳と一緒に「ジェネリック医薬品お願いカード」を提示してください。ただし、ジェネリック医薬品のないお薬の場合、医師がジェネリック医薬品への変更を認めなかった場合、薬局にジェネリック医薬品の在庫がない場合等はジェネリック医薬品に変更できません。

ジェネリック医薬品お願いカード

ジェネリック医薬品お願いカード 医療機関で受診する際や薬局で処方してもらう際に、このカードを提示すれば、ジェネリック医薬品を処方してほしいという意思を簡単に伝えられます。

ダウンロードはこちら
ダウンロード終了後、印刷して切り取ってお使いください。
ジェネリック医薬品お願いカード