メールマガジン“ANA Healthy Mail”

2026年4月27日号 Vol.164

全日本空輸健康保険組合

――― ANA healthy Mail magazine ―――

□■ 定期歯科健診のススメ ■□

あなたは大人になって歯科健診を受けたことはありますか?
子供の頃に学校で受けたきりの方も多いのではないでしょうか。
歯科健診では、むし歯のチェックだけではなく、自分に合ったお口のケアまで教えてもらうことができます。
今回は基本的な歯科健診の内容をご紹介します。

@Q&A そもそも歯科健診って何するの?
歯科健診ではむし歯や歯周病などの歯科疾患、噛み合わせなどの咀嚼(そしゃく)能力のチェックなどを行います。
歯の状態にもよりますが必要に応じて3〜6ヶ月の間隔で通うのがおすすめです。
歯科健診の内容は、おおむね以下の通りとなります。

  • むし歯、歯周病、口腔がんのチェック
    むし歯のチェック以外にも、歯ぐきの歯周ポケットの深さを測定し歯周病の進行度を確認します。
    また、粘膜をチェックし口腔がんがないか調べます。
    口腔がんは自分ではなかなか気づきにくく、口内炎と思っていたら、『がん』だった場合もあります。
  • お口の機能(唾液、咀嚼能力)のチェック
    ガムやガーゼを使って唾液の量を調べたり、噛み合わせをチェックします。
    あごが痛い、飲み込みにくいなど歯以外のトラブルも相談できます。
  • 歯石除去
    歯石とは歯垢が唾液に含まれるカルシウムと結びつき、石灰化することで石のように固くなったものです。
    自分で取り除くのは難しいので定期的に受診して、歯科衛生士さんに除去してもらいましょう。
  • 歯のクリーニング
    専門の器具と研磨剤を使ってクリーニングし、むし歯予防に役立つフッ素を塗布します。
  • 歯みがき指導
    歯垢を染め出す薬を使って、みがけていない場所を確認し、一人ひとりの口の状態や口内の形、ブラッシングのクセなどからあなたに合ったブラッシング方法を指導してもらえます。
  • 生活習慣指導
    たばこを吸っている人は歯周病が重症化しやすいため、禁煙指導を行うこともあります。
    タバコに含まれる一酸化炭素やニコチンは、血管を収縮させるため、歯周病が悪化しても歯ぐきが腫れにくく、出血しにくい傾向があります。
    そのため、気づかないうちに歯周病が進行しているおそれがあります。
    また、必要に応じて食生活のアドバイスを受けることもできます。

AQ&A 症状がなければ行かなくてもいいのでは?
痛みがなくても、むし歯や歯周病は進行していることがあります。
定期的に受診することでむし歯や歯周病を早期発見・早期治療することができます。

  • むし歯
    むし歯の初期は痛みがなく、気づきにくいものです。
    歯科健診では歯と歯のすき間など、見えない部分のむし歯も見つけてもらえます。
    また、大人のむし歯では一度治療した歯がむし歯になる「二次う蝕(しょく)」にも注意が必要です。
    治療した後に詰め物や被せ物から菌が入り込み知らず知らずのうちに、むし歯が再発していることがあります。
    神経をとっている場合は痛みがなく気づくのは難しいと言われています。
    むし歯は歯を失う原因第1位。
    治療済みだからといって安心せずに定期的に確認してもらいましょう。
  • 歯周病
    30歳以上の成人の8割は歯周病であると言われますが、初期の歯周病は自覚症状がないため、ほとんどの人は気づきません。
    歯周病が進行すると歯が抜けたりするだけでなく、歯周病菌が全身に回って、さまざまな病気を引き起こす原因になります。
  • 糖尿病
    歯周病菌がもつ炎症性物質がインスリンの効きめを悪くし血糖値を下がりにくくします。
    また、糖尿病になると歯周病が悪化しやすくなることもわかっており、糖尿病と歯周病はお互いに悪影響を及ぼします。
  • 心筋梗塞
    歯周病菌がもつ炎症性物質が血管中に流れ出して動脈硬化を促進し、心筋梗塞の原因になります。
  • 早産・低体重児出産
    妊娠中は女性ホルモンの変動により歯周病にかかりやすくなります。
    歯周病にかかると早産や低体重児のリスクが高まります。
    妊娠中は特に口内を清潔に保つように気をつけましょう。
  • 認知症
    「噛む」という行為は脳の血流量を増やし、活性化させる効果があります。
    歯周病により歯を失うと噛む機会が減るため、認知機能が低下することがわかっています。
  • 誤嚥性肺炎
    歯周病菌を含んだ唾液や食べ物が誤って気管に入ってしまい肺で炎症が引き起こされる病気です。
    高齢者に多く起こる病気です。

AQ&A 自己流のセルフケアだけではダメですか?
一人ひとりの口内の状況や歯並びは異なるため、一般的なセルフケアが自分に向いているとは限りません。
まずは、歯科健診でプロの目で口内を把握してもらい、自分に合ったケアを教えてもらいましょう。
また、で歯科衛生士や歯医者など歯の専門家に自分にあった歯みがきやグッズ(歯ブラシ、歯間ブラシ・デンタルフロスなど)の使い方を教えてもらい、毎日実践しましょう!

ぜひ上手にプロの力を頼って定期的なメンテナンスおこない、正しいセルフケアを身につけましょう。
ANA健保でも無料歯科健診が実施されていますのでご活用ください。
詳細については無料歯科健診をご確認ください。

【参考文献】

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◆ ANA Healthy Mail編集・発行 ◆
全日本空輸健康保険組合

◆ 全日本空輸健康保険組合HP ◆
http://www.ana-kenpo.jp/

◆ お問合せ先 ◆
E-mail : kenpo@ana.co.jp

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