保険給付とは

健康保険では、被保険者とその家族(被扶養者)が仕事以外のことで病気にかかったり、けがをしたり、 出産をした場合および死亡した場合に、医師の診療を提供したり、定められた各種の給付金を現金で支給します。
この場合の、診療を提供したり給付金を支給することを保険給付といいます。

年齢別の給付割合

病気やけがをしたときの給付割合は年齢別に統一されています。

給付割合(外来・入院)

※75歳以上の高齢者については、「後期高齢者医療制度」をご覧ください。


現物給付と現金給付

保険給付を行う方法には、病気やけがをした場合に、これを治すために医療そのものを給付する方法と、 治療にかかった費用を給付する方法との二つの方法があります。医療を給付する方法を現物給付、現金を給付する方法を現金給付と呼びます。

法定給付と付加給付

健康保険法で決められている給付が法定給付です。
付加給付は、それぞれの健康保険組合が独自に行う給付で、法定給付に上積みされます。

保険給付を受ける権利・時効

保険給付を受ける権利は、受けることができるようになった日の翌日から、2年で時効になります。
(健康保険法第193条第1項)
時効の起算日から2年を過ぎてしまうと、給付が受けられなくなりますのでご注意ください。
事象発生後速やかに、時効までに当組合に到着するように申請・請求してください。

給付の種類 消滅時効の起算日
療養費・海外療養費 療養に要した費用を支払った日の翌日
移送費 移送に要した費用を支払った日の翌日
傷病手当金 労務不能であった日ごとにその翌日
出産手当金 出産のため労務に服さなかった日ごとにその翌日
出産育児一時金 出産日の翌日
埋葬料(費)
死亡した日の翌日
(ただし、埋葬費については埋葬を行った日の翌日)

全日本空輸健康保険組合の支給方法

現金給付

20日申請締切(当組合 書類必着) → 翌月25日支給(休日の場合は前営業日)

※在職中の方・・・
現金給付書類の提出先は、所属部署ごとの健保窓口になります。
窓口ごとの締切設定日がありますので各自ご確認ください。

参照健保窓口担当者

在職中の方 会社給与に含めて「健保給付金」として支給します。給与明細にてご確認ください。
退職された方 退職時の給与振込口座もしくは指定口座(要手続)へ振り込みます。
高額療養費・付加給付

診療月の約3か月後の25日支給(休日の場合は前営業日)

  • ※診療内容等の審査状況や医療機関の都合により、給付が遅れる場合があります。
  • ※受給のための申請手続きは不要です。
在職中の方 会社給与に含めて「健保給付金」として支給します。給与明細にてご確認ください。
退職された方 退職時の給与振込口座もしくは指定口座(要手続)へ振り込みます。