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――― ANA healthy Mail magazine ―――
□■「Withコロナ」の生活が血圧に影響?!血圧高めの方は要注意■□
新型コロナウイルスの流行が続く今、実は生活習慣病の発症・悪化が懸念されています。中でも、高血圧はこれからの寒い季節に注意が必要な病気です。新型コロナ対策とともに、高血圧対策もしっかりと行いましょう。
塩分は1日6g未満が目標ですが、まずはなるべく塩分を控える努力を。今よりマイナス3gでも効果あり!例えば、麺類の汁を全部残せば2ー3g減塩できます。これからの季節に美味しいおでんや鍋料理も意外と塩分があるので、「塩分の多い練り物は控えめにする」「スープは飲みほさない」等工夫してみましょう。なお、デリバリーやテイクアウト料理は塩分が高めのことが多いので、要注意。コンビニのお弁当やレトルト食品などは、塩分表示をチェックして選ぶとよいでしょう。
カリウム(余分な塩分を排出する働きがある)を多く含む野菜・果物を積極的にとること。また、脂肪分を多く含む食べ物を控え、肉よりも青魚類を食べるようにしましょう。
BMIが25(kg/m2)以上の人は減量を。体重の3%(80kgの人なら2ー3kg)の減量でも数値改善に効果があります。
運動も高血圧改善には大切。ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。動画などを活用して、屋内でできる有酸素運動にトライするのもよいでしょう。ただし、腹筋などの瞬間的に強い力を入れる運動は不向きです。
※循環器系の疾患がある人は、医師に相談の上、行ってください。
純アルコール換算で、1日20グラム(ビール500ml缶1本、ワイン小グラス2杯、チューハイ350ml缶1本、日本酒0.8合くらい)までに。
タバコを吸う人は禁煙を。また、受動喫煙でも影響があるので、家族などに喫煙者がいたら禁煙に協力してもらいましょう。
空気の入れ替えで室温が下がると血圧が上がりやすくなります。新型コロナ対策のため換気は欠かせませんが、しっかり部屋をあたためてから行ってください。
冷たい水に触れるだけでも血圧は上がります。洗顔や水仕事などはぬるま湯で行うのがおすすめです。
布団の中で深呼吸する等、からだも目覚めさせてから起き上がるとよいでしょう。起床時間に合わせて暖房をつけてあたためておくのも効果的。また、運動は、昼間に行うのがおすすめです。
湯船のふたを開けておく、浴室乾燥機を利用するなどで風呂場全体をあたたかくしておきましょう。トイレの場合は、小型のヒーターであたためる、上着を羽織って行く等の工夫を。
治療中の人は、これまでとは違う環境であっても、きちんと病院を受診し、指示通りに薬を服用することがとても重要です。症状が安定している人については、長期間分まとめて薬を出してもらえる場合もあるので、通院回数を減らしたいときは受診の際に医師に相談を。また、健診で「要治療」となった方も、早めに医療機関を受診してください。受診に不安がある場合は、スマホやパソコン、電話で受診できるオンライン診療を検討するのも一つの方法です。なお、熱やだるさなどの症状がある場合は、受診前に電話でかかりつけ医に相談し、指示に従って受診してください。
全日空健保では被保険者、被扶養者の皆様を対象にインフルエンザ予防接種の費用補助を行っています。
冬に向かい新型コロナウイルスの感染者数も多くなってきています。
せめてインフルエンザ罹患の不安を減らせるように予防接種を受けてみてはいかがでしょうか。
●接種対象期間は10月1日〜12月31日
●書類提出締切は2021年1月8日
●提出先は各事業所の健保窓口
※任意継続・特例退職者の皆様の提出先はANAビジネスソリューション潟Cンフルエンザ事務局へ
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