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――― ANA healthy Mail magazine ―――
□■ 新型コロナウイルス感染防止対策 インフルエンザとの同時流行を防ごう ■□
新型コロナウイルス感染症については、一般的に空気が乾燥しやすく気温が下がる秋から冬はウイルスが活発になりやすいと言われることもあり、再拡大が懸念されています。引き続き、感染防止対策をしっかり行うことが大切です。
新型コロナウイルス感染の再拡大も気になりますが、これからはインフルエンザのシーズンでもあります。2つが同時に流行すれば、医療機関の混乱など重大な事態になると危惧されています。なお、新型コロナウイルスとインフルエンザに同時に感染してしまう「混合感染」の場合、重症化しやすいという報告もあります※。
一方で、2020年に入ってから、例年よりインフルエンザの患者が減っているというデータも。これには、多くの人が新型コロナ対策で、手洗いやマスク着用などを実践したことが影響していると考えられています。つまり、新型コロナ対策を徹底することが、インフルエンザの感染者数を大幅に減らし、同時流行を防ぐことにつながるといえます。
※ 日本感染症学会提言「今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて」
新型コロナとインフルエンザは症状が似ており、自分で見分けるのは困難です。発熱・せき・のどの痛みといった症状がある場合は、まずかかりつけ医や保健所等に設置されている受診・相談センターに電話で相談し、指示をあおぎましょう。
ただ、これまでの調査・研究で両者の違いも少しわかってきました。特徴的なのが、「無症状」のケースです。新型コロナの場合高い確率で無症状患者が存在し、症状がなくても気道のウイルス量が多く、発症直前に感染力が最大になるとみられています。そのため、感染拡大を防ぐには、症状がない方も、マスク着用などの「人にうつさない」対策をとることが必要です。
*出典:日本感染症学会提言「今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて」
手洗い・マスクなど、普段の生活の中でみなさん対策を行っていると思いますが、要注意なのが食事です。マスクを外して話す場面が増えるため、飛沫感染のリスクが高まります。中でも、大人数での会食やお酒が入る場合は、大声で話したり、人とくっついたりしがち。他の人と食事をとるときは、リスクを下げる工夫が必要です。
また、これからの寒い季節は、つい窓を締め切ってしまい「密閉」の状態になりやすくなります。1時間に数分でよいので、こまめに換気を行ってください。窓がない場合は、換気扇をまわしたり、換気システムを活用するのもよいでしょう。
インフルエンザワクチンは、感染を100%予防するわけではありませんが、発症の可能性を減らし、もしかかったとしても重症化を防ぐことができます。予防接種を受けて、流行を抑制すること、一人ひとりの重症化のリスクを減らすことも重要です。特に、65歳以上の方、持病がある方、妊婦の方、生後6カ月から小学2年生のお子さんは早めにワクチン接種を受けることをおすすめします。ただし、今年は新型コロナの影響もあってワクチン需要の高まりが予想されるため、国から「65歳以上の方や60から64歳で心臓・腎臓・呼吸器などの持病がある方は10月1日から、それ以外の方は10月26日以降の接種」という協力依頼が出されています。よりリスクの高い方が確実に予防接種を受けられるよう、ご協力をお願いします。
なお、全日空健保ではインフルエンザ予防接種費用の補助を行っています。ご本人(被保険者)だけでなく、ご家族(被扶養者)分も補助いたしますので、ぜひご利用ください。
全日空健保では被保険者、被扶養者の皆様を対象にインフルエンザ予防接種の費用補助を行っています。
今年は新型コロナウイルスとの同時流行の心配も話題になっています。国の方針により年齢による接種時期の制限などが予想されますが、是非とも計画的な接種をおススメします。
※任意継続・特例退職者の皆様の提出先はANAビジネスソリューション(株)インフルエンザ事務局へ
詳細は健保HPをご覧ください。
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