全日本空輸健康保険組合
――― ANA healthy Mail magazine ―――
□■ ストレッチで心もからだもリフレッシュ ■□
職場でも家でもちょっとした時間に取り組めるのが魅力のストレッチ。ただ、「手軽なのはいいけど、本当に効果があるの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、ストレッチがもたらすさまざまな効果と、行う際のポイントをご紹介します。
- ストレッチの効果は幅広い
- 「ストレッチの効果って、からだがやわらかくなるぐらいでしょ?」とあなどるなかれ。もちろん、柔軟性も高まりますが、それだけではありません。代表的なのが血流改善。筋肉を伸ばしたり縮めたりすると、ポンプのような作用が働いて血液やリンパの流れがうながされ、肩こりや腰痛、むくみなどの予防・改善に役立ちます。また、からだだけでなく、心に与える影響も見逃せません。ゆっくり息を吐きながらストレッチをすると、からだをリラックスモードにする副交感神経が働き、心を落ち着かせることができます。
- 【ストレッチで予防改善が期待できるもの】
- ●肩こり ●腰痛 ●むくみ ●冷え性
●不眠 ●神経性の下痢・便秘 など
- ウォーミングアップ・クールダウンとしても有効
- ウォーキングやランニングなどの前後にも、ぜひストレッチを取り入れてください。運動前のストレッチは、筋肉や関節の動きをよくしてケガを防止するほか、運動時のパフォーマンス向上にもつながります。特に、寒い時期はからだが緊張しがちでケガをしやすいので、ストレッチで軽くからだを動かしてから、本格的に運動することをおすすめします。
一方、運動後にもストレッチは必要です。血行がよくなり、疲労回復に必要な酸素が全身に行き渡るので、運動でかたくなった筋肉がほぐれ、筋肉痛の予防・緩和にも役立ちます。
- ストレッチを行うときに気をつけることは?
- いろいろなメリットがあるストレッチですが、なんとなくポーズを真似するだけでは、効果が半減してしまいます。下記のポイントを押さえて行いましょう。また、ストレッチの効果は、続けることによって得られるもの。お気に入りのポーズを1種類だけでも構わないので、とにかく続けることが大切です。からだがかたい人はなかなかきれいなポーズがとれないかもしれませんが、伸びている感覚があれば、十分ストレッチの効果があります。続けていくうちに柔軟性も高まっていくので、あきらめずに続けてみてください。
- 【ストレッチを行う際のポイント】
-
- ●伸ばすときに息を吐く
- 息を止めるとからだが緊張状態になってしまうので、「伸ばすときに息を吐く」が鉄則。
また、「呼吸は鼻から吸って口から吐く」「胸ではなくお腹を引っ込めるようにして吐く」のがポイントです。
- ●反動をつけずに、「イタ気持ちいい」程度までゆっくり伸ばす
- 一気に伸ばそうとしたり「痛い」くらいまで伸ばしたりすると、ダメージを回避しようとして筋肉が収縮してしまいます。息を吐きながら徐々に伸ばしていき、「イタ気持ちいい」程度で止めること。ひとつのポーズにつき30秒が目安です。なお、30秒を長く感じる場合は、「痛い」レベルまで伸ばしている可能性があるので、少しゆるめましょう。
- ●ストレッチしている部分を意識する
- 「どの筋肉を伸ばしているか」を意識することで、ストレッチ効果がアップします。漫然とポーズをとるのではなく、「気持ちよく伸びている」ことを感じながら行いましょう。
- ※注意
- 痛みがある場合はその部分のストレッチはしないでください。また、決して無理をせず、自分のペースで行いましょう。
- <ストレッチのやり方はこちらでチェック>
- 公益財団法人 健康・体力づくり事業財団ホームページ内「ストレッチング」
http://www.health-net.or.jp/tairyoku_up/undo/stretch/index.html
全日空健保からのお知らせ
職場や家でのストレッチに加えて、運動はいかがですか?
全日空健保では、コナミ、セントラル、ルネサンスのスポーツクラブと契約をしており、法人契約のお得な料金でスポーツクラブをご利用することができます。ジムやスタジオのみならず、スパやサウナも充実した施設も多くございますので、運動目的だけでなく、リラックス目的でもご利用いただけます。
●――――――――――――――――――――●
◆ ANA Healthy Mail編集・発行 ◆
全日本空輸健康保険組合
◆ 全日本空輸健康保険組合HP ◆
http://www.ana-kenpo.jp/
◆ お問合せ先 ◆
E-mail : kenpo@ana.co.jp
●――――――――――――――――――――●