メールマガジン“ANA Healthy Mail”

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2017年12月25日号 Vol.64

全日本空輸健康保険組合

――― ANA healthy Mail magazine ―――

□■やっぱり大切!健診受診とがん検診■□

あなたは今年度、健診をうけましたか?
全日空健保では様々な健康診断の他、 がん検診に相当するオプションやがん郵送検診など早期にがんを発見する為の保健事業を通じて、 みなさんが健康状態を把握し早期治療にのぞめる環境を提供しています。
「健康診断は面倒」「詳しい検査でがんが見つかったらこわい」などと思わず、 まずは定期的に健康診断を受診し、受診推奨年齢の方はがんに関する検診も節目に応じて受診するようにしましょう。

◆定期的な健康診断だけでは不十分なの? がん検診には、次のようなメリットがあります。

  ・早期発見・早期治療により、がんによる死亡リスクを軽減できる
  ・早期治療により身体的・経済的負担が比較的軽く済む
  ・がんになる前の病変も見つけることができる
  ・「異常なし」なら、安心して生活が続けられる

がん検診の目的は、無症状のうちにがんを発見し適切な治療開始することでがんによる死亡を減少させることにあります。
自分の命やご自身の生活を守るためにも、定期的に健康診断を受けることをベースに持ちつつ、 適宜がん検診を受診することも大切なのです。

◆5つのがん検診について・・・ 国の指針では、がんの死亡率を減少させるため次の5つのがん検診(胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がん)を、 科学的に効果が明らかな検診方法、対象年齢、受診間隔で実施することを推奨しています。

【胃がん検診】
男性がもっともかかりやすいがんで9人に1人がかかるといわれています。
しかし、早期(1期)に発見できれば、5年相対生存率は98.1%です。
◎対象年齢:50歳以上 受診間隔:2年に1回 検診方法:問診に加え、胃部X線または胃内視鏡検査のいずれかで
※胃部X線検査に関しては40歳以上、年1回の受診を推奨
★ペプシノゲン・ピロリ菌検査について★
ピロリ菌の有無によって胃がんリスクがわかる検査です。
(胃がんそのものを発見する検査ではありませんのでご注意ください。)
【肺がん検診】
男性では10人に1人がかかるといわれており、部位別の死亡数でも男性は1位(女性で2位)となっています。
しかし、早期(1期)に発見できれば、5年相対生存率は83.8%です。
◎対象年齢:40歳以上 受診間隔:年1回 検診方法:問診、胸部X線検査および喀痰細胞診など
※ただし、喀痰細胞診は原則50歳以上で喫煙指数(年数×1日の本数)が600以上の方に実施されます。(過去の喫煙者も含みます。)
【大腸がん検診】
男性では11人に1人、女性で14人に1人がかかるといわれており、部位別の死亡数は女性で1位です。 しかし、早期(1期)に発見できれば、5年相対生存率は98.9%です。
◎対象年齢:40歳以上 受診間隔:年1回 検診方法:問診および便潜血検査
【乳がん検診】
女性がもっともかかりやすいがんで11人に1人がかかるといわれています。
しかし、早期(1期)に発見できれば、5年相対生存率は100.0%です。
◎対象年齢:40歳以上 受診間隔:年1回 検診方法:問診および乳房X線検査(マンモグラフィ)
★超音波(エコー)検査について★
乳腺の発達している人やマンモグラフィで「濃高度乳房」といわれた人、若年層の人はエコー検査がおすすめです。
【子宮頸がん検診】
罹患率は決して高くありませんが、他のがんと違い、若い世代にも多いのが特徴です。 「わたしはまだ若いから」と思わず、20代から検診を受けましょう。
早期(1期)に発見できれば、5年相対生存率は92.8%です。
◎対象年齢:20歳以上 受診間隔:2年に1回 検診方法:問診、視診、子宮頸部の細胞診および内診

(引用文献)
※がんに罹患する確率(何人に1人かかるか)、部位別死亡数:「国立がん研究センター がん情報サービス」より
※5年相対生存率:「全がん協 部位別臨床病期別(2006-2008年 診断症例)」より

◆二次検査・精密検査を受けていない方へ 今年度、がん検診を含む健診や各種がん検診を受け、「要精密検査」などと判定されたのに、そのままにしている方はいませんか?
不安な気持ちを持ったまま放置していては、がん検診を受けた意味がありません。 精密検査により早期に発見につながれば、治療の選択肢が広がり治癒率も高くなります。
まだ病院へ行っていない方は、ぜひ二次検査を受診してください。


健康保険組合からのおしらせ
<インフルエンザ予防接種補助〜接種期間延長しています!>
インフルエンザワクチンの供給が例年より遅れていることを鑑み、今年度に限り接種時期の延長措置を行っています。
<変更内容>
接種対象期間:平成29年10月1日〜平成30年1月31日(水)までの接種分(*1か月延長しました)
*海外在住者の対象接種期間は開始日が1か月早く9月1日〜
申請書提出期限:平成30年2月9日(金)必着
接種補助支給日:平成30年4月25日(水)
(注)接種期間延長措置に伴い、補助金の支給日が1か月遅れますが何卒ご了承ください。
<提出先>
健保機関誌にてご案内のとおり。変更なし・以下参考
各社社員 各社事業所窓口
ANAからの出向者 ANA出向者サポートセクション
(Forest―人事勤労WEB SITE内出向社員ガイド別紙参照のこと)
ANA海外勤務者 ANA BS推進部 海外担当
特例退職者と任意継続者 ANAビジネスソリューション(株)
ビジネスサポート事業部
ANA健保インフルエンザ事務局宛郵送

※ 健康保険組合では申請書の受付を行っていません。
各ご所属に応じた提出先への提出をお願い致します。


◆HPでも機関誌 BE WELLがご覧いただけます。
http://www.ana-kenpo.jp/hoken/be_well/index.html
ユーザー名:ana パスワード:kenpo


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◆ ANA Healthy Mail編集・発行 ◆
全日本空輸健康保険組合

◆ 全日本空輸健康保険組合HP ◆
http://www.ana-kenpo.jp/

◆ お問合せ先 ◆
E-mail : kenpo@ana.co.jp

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