2017年9月25日号 全日本空輸健康保険組合
――― ANA healthy Mail magazine ―――
□■カゼをひいたら…市販薬を上手に利用しよう■□
少し涼しくなってきた今日この頃、カゼをひきやすい季節がやってきました。
ちょっとカゼをひいてしまったかな…思ったとき、
病院にかからなくても市販薬を正しく使うことで、ある程度対処することは可能です。
今回は市販のカゼ薬を上手に利用するコツを解説します。
- ★症状に合った薬を選ぶ
- 一般的なカゼの症状には総合感冒薬を用いますが、
せきや鼻水といった特定の症状が出ているときは、症状に合った薬を選びます。
市販のカゼ薬には次のような種類があります。
-
総合感冒薬 |
発熱や頭痛、鼻水、せきなどいろいろな症状があるとき |
解熱鎮痛薬 |
熱がある、頭やのどが痛いとき |
口腔咽喉薬(こうくういんこうやく) |
のどが腫れて痛いとき |
鎮咳去痰薬(ちんがいきょたんやく) |
せきが出たり、たんがつまるとき |
鼻炎用薬 |
くしゃみ、鼻水、鼻づまりのとき |
- ★何を選んだらよいのかわからないとき
- 数あるカゼ薬の中から自分の症状に合った薬を見つけるのは難しい場合があります。
そこで頼りになるのが薬局やドラッグストアに在駐する薬剤師です。
最近では、カゼ薬でも医療用成分を含むものが増え、以前に比べて効果が高い薬も増えています。
薬の成分や特徴を理解して購入することが大切です。迷った時には、薬剤師に相談してみましょう。
- 【薬剤師には、こんなことを伝えよう】
- ●いつから、どんな症状が出ているか
- ●アレルギー体質、妊娠している場合
- ●自分用ではないときは、服薬する人の年齢や体質など (とくに子ども、高齢者、妊婦)
- ●自分の希望を伝える ※病状によっては希望通りにはならない場合があります。
・医療用成分を含むもの(早い効果が期待できるもの)
・眠気の少ないもの
・1日の服薬回数を少なくしたい など
- ●仕事などで車や機械類の運転をする
- ●病院でもらった薬を服用している(お薬手帳を持参するとよい)
- ★安全に、かつ薬の効果を最大限に生かすために
- 市販薬を使用する際は同封の「使用上の注意」を読み、やってはいけないことを確認し、用法・用量を守るようにしましょう。
薬剤師から注意やアドバイスを受けた場合も必ず守るようにしてください。
- 【こんな飲み方はNG !】
- ● 「早くよくなりたいから」と用法よりも多めに飲む
- ●熱が高いので、総合感冒薬と解熱鎮痛薬を一緒に飲む
→同じような成分が含まれているため、作用が重なって危険です。
- ●子どもに、大人用の薬を半分にして飲ませる
→子どもが大人用のカゼ薬を服用すると急性脳炎をおこす危険があります。
15歳未満の子どもに解熱剤を使うときは、アセトアミノフェン系の「小児用」と明記されたものを使用してください。
- ●アルコールと一緒に飲む
→薬の成分が強く出るおそれがあります。
- ★こんな場合は医療機関へ
- 2〜3日服用してもよくならない、高熱が出たなど症状が悪化した場合は医療機関を受診してください。
とくに高熱、全身倦怠感、筋肉痛や関節痛などの症状が見られたときはインフルエンザの可能性があります。
- ★薬だけではなく、セルフケアも大切
- カゼをひいたときは薬を適切に使うことも大切ですが、しっかり休んで自分自身の免疫力を高めることも必要です。
薬をのんでいるからといって無理をせず、からだを温める栄養バランスのよい食事(鍋ものや具たっぷりスープなど)をとり、
睡眠を充分にとるように心がけ、回復に努めましょう。
また、ふだんから手洗いやうがいを習慣づけ、カゼにかかりにくい生活を心がけることも大切です。
健康保険組合からのおしらせ
- *がん郵送検診が始まりました!【申込期間:10月31日まで】
- 申込書は機関誌秋号に同封しておりますが、受付期間中はWEBでもお申込みが可能です。
https://www.pos-gankenshin.co.jp/entry/ana2017.html
ユーザー名:ana パスワード:kenpo
- <がん郵送検診・受診対象者>
- 2017年10月31日現在 加入の方で・・・
大腸がん検診(1日法) |
被保険者、および20才以上(*)の被扶養者 |
子宮頸がん検診(女性のみ) |
被保険者、および20才以上(*)の被扶養者 |
前立腺がん検診(男性のみ) |
50才以上(*)の被保険者および被扶養者 |
*2018年3月31日までに当該年齢に達する方を含みます。
- 【注意】
対象年齢に達しているか、ご確認の上お申し込み下さい。
対象となっていない方へは検査キットは送付されません。
(対象外申込みにより受付不可の判定となった場合にも、特段の御案内は差し上げませんのでご注意下さい)
- 日本は世界トップクラスの「がん大国」になっています。
日本人の2人に1人が「がん」になり、3人に1人が「がん」で亡くなっています。
また、3人に1人が就労可能年齢で罹患しています。
「がん」は誰もがかかる確率をもっていますが、生活習慣の改善や早期発見につとめることで、
その後の治療の選択肢をひろげ、治癒率を上げることができます。
定期的な検診受診が早期発見につながります。
まだ受診をされたことが無い方も是非お申込み下さい。
- *インフルエンザ予防接種費用補助申請の受付が始まります!
- 対象接種期間:平成29年10月1日〜12月31日接種分まで(国内在住者)
*海外在住者の対象接種期間は開始日が1か月早く9月1日〜となります。
〜詳しくはBE WELL秋号をご参照下さい〜
- *2017年 3健保合同キャンペーンが始まっています!
- ・禁煙非常口キャンペーン(秋)受付:11月30日まで 禁煙はがんやその他の疾病予防に大きな効果があります。 ・WEBウォーキング大会エントリー:10月12日まで 既に受付開始から1週間で300名近いエントリーがありました!
職場の仲間を誘ってみんなでウォーキングに取り組んでみませんか? ・秋のスポーツジムワンコインキャンペーン:10月1日〜11月末まで
◆HPでも機関誌 BE WELLがご覧いただけます。
http://www.ana-kenpo.jp/hoken/be_well/index.html
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E-mail : kenpo@ana.co.jp
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